伝わるとはどういうことか

水が高いところから低いところへ流れるように。情報はあるところからないところ流れる。他の人には無く自分には有る情報を選別し、それを見える場所、聞こえる場所に適切な形で置くのが伝えるという行為だと思う。他の人にはなく自分に有る情報はどこにあるかと言えば、それは自分の体験やゼロベースで考えた概念のまわりにあるものだと思う。かといって「他の人でもしていそうな体験」や「他の人でも思いつきそうな概念」では情報としての価値は無い。より価値のある情報を自分の中から発見するためには、自分のことを良く知る必要がある。自分と他人との決定的な違いを見極めるのだ。
はて自分と他人との決定的な違いとは何だろう。普段良く考えているつもりだが、いざ説明しようとなると中々言葉が浮かんで来ない。やはり分っていない。